コンビニでおやつを買うときに、自分が最後の1個を取ったら何かうれしい気持ちになる。
信号を渡るときに、自分の目の前で赤信号に変わると何か悔しい気持ちになる。
最後の1個を取るのも、赤信号に変わるのも、それまでのちょっとした行動で結果は大きく変わっていただろう。
ちょっとした行動は日常の些細な差を生むだけでなく、時には命を左右することもある。
人生は1分で決まる。
靴ひもを結ぶ1分が思わぬ幸運につながることもあれば、とんだ災難に見舞われることもある。
人生は行動の積み重ねの結果である。つまり、人生はそれまでに何をしてきたかで変わっていくのだ。着替えにかかる1分。お風呂に浸かる1分。携帯電話を眺める1分。一つひとつの行動は大したことないが、その1分があった、またはなかったことで人生はまったく別のものになるかもしれない。
人生を変えたいなら、1秒では短すぎるし、1時間では長すぎる。1分がちょうどいい。1分の行動を変えてみてはどうか。
「神は細部に宿る」という言葉があるように、些細なこと、何でもないようなことにこそ、重要な何かがあるのではないだろうか。
試しに布団に入る時間を1分早くしてみてはどうか。