本読むうさぎ

生きるために、考える

読書会に参加したいな

読書会に参加してみたい。

一冊の、あるいは複数の本についてであーだこーだと意見を交わす。そういう経験をしてみたい。

 

小学生のころから本を読むのが好きだ。学校の帰りに白線を踏み踏み、本を読みながら帰っていたくらい好きだ。車を運転するようになってから思うと、めちゃくちゃ危ない小学生だな。田舎でよかった。

本が好きなのは幸福だが、それを語り合える仲間がいないのは寂しいものだ。当時は本は一人で読むものだと思っていたから、周りが野球の話をしているのに入れなくても、別に何とも思わなかった。読んだ本の感想を話す友達がいなくても、そういうものだと思っていた。

 

SNSを始めてから「読書会」という取り組みを知った。地域も年齢も立場も異なる人が本という共通項でつながる。意見をぶつけ合うことで読みをさらに深める。ぶつかり合ったり、他の人の読み方を知ったりすることで新しい知見を得る。

本が好きなのは幸福だ。場所も手間も取らず、一人で没頭できるからだ。だが、そこに語り合える仲間だいればもっと幸福だろう。一人で楽しむことも、誰かと分かち合うこともできるからだ。

 

読書会に参加してみたい。けど、参加の仕方がわからない。田舎だから読書会をやっているところも少ない(むしろまったくない)し、オンラインでの読書会というのも怖い。そもそも、人見知りだからろくに話せそうにない。自分が参加したところでうまい意見を言えるわけでもないし、変な空気にしてしまうのではないか。

そんなことを考えて「興味あります!」の一言が送れない。

 

参加したいけどしたくない。話したいけど話したくない。人から誘われたら喜んでいくが自分からは行動しない。こんな受け身でどうする!とは、思うが、「いいなあ」と思いながらスクロールしてしまう。

 

読書会に参加してみたい。会とは言わず、誰かと、本について語ってみたい。自分から誘うにはまだハードルが高い。誰か誘ってくれないかなあ。