人は言葉によって思いを縁取り、言葉によって表現します。
言葉を知っているとそれだけ思いの縁取り方、表現の仕方が豊かになります。
傷ついたときに聞いた歌が心を慰めるように、詩の一節が心の支えとなるときがあります。
ただ、歌と違って詩は接する機会が少なく、とっつきにくいイメージかも知れません。
そこで今回は、小学館から出ている『永遠の詩』シリーズをご紹介します。
金子みすゞや宮沢賢治など、一度は名前を聞いたことがあるであろう詩人の代表作を集めた『永遠の詩』シリーズ。
おすすめポイントは以下の通り。
・字が大きく、読みやすい
・現代仮名遣いや振り仮名がついていて年齢を問わず読むことができる
・各詩に解説がついており、詩の背景や魅力がよくわかる
・詩人の人生や詩集が写真とイラストつきでまとめられている
・表紙がシンプルでインテリアとしてもgood
すべての詩を読む必要はないし、ふとしたときに、ぱらぱらとめくるくらいでいい。
「なんかこれいいな」と感じた一節と出会えたら、今よりも少しだけ心が豊かになります。
見かけたときには、ぜひお手に取ってみてください。