本読むうさぎ

生きるために、考える

日記の書き方

今週のお題「日記の書き方」

 

毎日ひとつは投稿しよう、と決めて書いている。内容の成否は問わない。とにかく自分の思いを残す、生きていた証を残すために書いている。

書こうと思っても、ネタがないときがある。3回に2回は「ネタがねえ!」とわめいている。5回に4回は「書くのやめようかな」と迷っている。腸がねじ切れる思いだ。血の涙でお風呂が焚ける。

歯を食いしばって書いているとネタの傾向が見えてくる。うさぎのブログの8割はネガティブな話だ。生きるってつらいなという鬱々とした思いをだらだら書き綴っている。1割が本とか詩の話。残りの1割が日記。ポートフォリオ偏ってるな。

 

もともと筆不精で、学生の頃に感想文を書くときは「とてもよかったです」で乗り切ろうとしていたくらいだ。

 

そんなうさぎだが日記を書くうえで大事にしている言葉がある。

若松英輔さんの『幸福論』という詩集に収められている『書く理由』という作品の一節だ。

 

 

「これが 自分の刻む 最後の文章だと思って 書くことだ」

「この文章は 誰かが この世で読む 最後の言葉に なるかもしれない そう思って 書くことだ」

 

自分にとっても、読んでくれる誰かにとっても、この文章が生きている間に読む最後の言葉になるかもしれない。そう思うと、背筋が伸びる思いがする。

 

つまらない、拙い文章でも、いいかげんには書かない。

 

この詩を3回に1回は思い出している。ここ最近は5回に1回だ。大事に心にもっておきたい。