本読むうさぎ

生きるために、考える

新年度の挑戦:120%を発揮しない

明日から新年度。

新しい学校、学年。初めての職場。新しい環境。「新」や「初」とつくと何か動きだしそうな、わくわく感が伴う。

プロスポーツ選手に求められるのは、調子のいい時に100%を発揮できる力よりも、いつどんな時でも60%を発揮できる力だ、ということを聞いたことがある。

高い能力をもっているかよりも、いつでもそこそこの実力を発揮できるかがいかに大事なのかはわかる人にはわかるだろう。

新しい環境というのは自然と気持ちが昂る。肩に力が入り、いつもは60%程度で行っていることも120%で行ってしまう。そういうものだ。

勘違いしないよう気をつけたいのは、力んでいる状態を普段の状態だと思わないことだ。今の自分は120%を出している、長続きはしないぞと、自分に言い聞かせるくらいでちょうどいい。

 

明日から新年度。

無理に力まず、浮足立たず、自分にできることを見誤らず。

120%を出す必要はない。自分の手でできることを、着々と。

 

a.r10.to