本読むうさぎ

生きるために、考える

日常のバランスが健康を創る

運動不足がたたって着実に肉がついている。

体組成計によれば体脂肪率が2%ほど上がっているらしい。

無機質なデジタルが現実を突きつける。

 

人間の体はシンプルだ。食べて、動いて、出して、寝る。これらを毎日バランスよく行うだけで自然と整うものである。そして、「毎日バランスよく行う」ほど難しいものはない。

食べる一つにしても、三食取ること、肉ばっかりとか野菜を食べないとか片寄った食事になっていないか気をつけること、着色料などの添加物はできるだけ避けることなど、考えだせばきりがない。外食にするか、冷凍食品を買うか、自分で作るか、食べ方の選択肢も多い。これだけでも頭を悩ませるのに十分なのに、さらに三つ控えている。一日だけならどうにかこうにかできるかもしれない。しかし毎日となると難しさが跳ね上がる。

だから太っても仕方ないと自分を納得させたいわけではないが、多くてなおかつ一枚いちまいが厚い壁を乗り越えるのは相当ハードだろう。

健康に気を遣うと言うのは簡単だが、その難しさは筆舌に尽くしがたい。だからこそ、健康的な体を維持している人には頭が上がらない。並々ならぬ精神力と、環境を整える力を鍛え上げたからこそ、理想の体を手に入れられるのだ。

 

健全な精神は健全な肉体に宿るらしい。体が資本とも言う。体を整える力。これこそ、現代人に最も必要な力なのかもしれない。

明日は歩こう、明日こそは歩こう。そんなことを考えながらポテチをつまんでいる。

 

a.r10.to

 

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