本読むうさぎ

生きるために、考える

冬のナマズみたいに

心の体力というか、行動のキャパシティーが低い。

お買い物に出かけた後は家でぐったりと疲れ果て、小一時間動けない。

人と会えば次の日は一歩も外に出ないなんてこともざらにある。

 

ランニングや山登りをしているので体の体力(変な言い回しだが)には自信があるのだが、「行動しよう」という気力がすぐに尽きてしまう。バイタリティと言えばいいのだろうか。ナマズみたいにできるだけエネルギーを使わず、穏やかに暮らしたい。

 

毎日のように飛び回り、人と会い、精力的に活動している人が眩しい。

野原を駆けまわる犬のように、身体の底からエネルギーがどんどん湧いてきて、動かずにいられないのだろう。

 

冬のナマズみたいにおとなしく、穏やかに、静かに暮らしたい。

夏が口を開けて待ち構えている。どうなることやら。