本読むうさぎ

生きるために、考える

本屋に行くとテンションが上がる話

寒い寒いと身を震わせていた昨日と打って変わってお日様さんさんのうららかな一日でした。

 

気分が上がれば行動したくなるのが人の性。洗濯かごに放置された服たちを洗濯機にぶち込み、部屋の片隅にたまった毛だのほこりだのを一掃したりと目覚ましい活躍をしました。

 

久しぶりに近所の本屋に行ってみると、新刊や話題本が出迎えてくれました。

服屋に行くよりも本屋に行った方がテンションが上がる同士はどこかにいるはず。

 

本屋や図書館にいると便意を催す現象を「青木まりこ現象」と言うそうで、うさぎの友人にも本屋に行くとトイレに行きたくてたまらなくなる人がいます。

海外でも同様の現象は報告されていて、「book bowels(本の便意)」と呼ばれるそうです。

 

うさぎは本屋でテンションが上がることはあれど便意がこみ上げてきたことがなく、どんな感覚なのかわからないので、「青木まりこ現象」を味わったことがあるという方の話を聞いてみたいです。

 

ネットショッピングで家にながら手に入れられる時代だからこそ、改めて実物に触れることが大切なのではないでしょうか。

 

ネットショッピングではこれまでの購入や検索履歴から「この人はこういうものを好むだろう」と推測して、似たような商品をおすすめしてきます。ネットショッピングに限らず、SNSで流れてくる情報も似たり寄ったりのものです。

そうすると、自分が知っていること、興味のあることなど、ごく狭い範囲の情報しか手に入れようとしなくなります。知らないことや興味のないことを調べるのにはエネルギーがいります。わざわざエネルギーを使って調べるより、勝手に流れてくる情報で手っ取り早く済ませた方が楽なのですからね。こうしてごく狭い範囲の、限られた情報ばかり摂取していると、そのうちものの見方や考え方も狭まってきます。人は知っている情報からしか物事を考えることができないからです。

ネットショッピングをする際には、自分からいろいろな情報を探し、情報が偏らないよう気をつける必要があります。

 

狭い人にならないためにもたまには実際にお店に行き、実物に触れてみる。そうすると今まで名前すら知らなかった世界に触れるかもしれません。

本屋を見て回っていると、「金継ぎの魅力」と題する特集があって興味がそそられました。

 

お日様さんさんうららかなときには、外に出てみよう!