本読むうさぎ

生きるために、考える

白のイメージ

5月も中旬に入り、緑はいよいよ青く、陽はますます高くなりました。

 

色が持つイメージは人それぞれあるかと思います。

情熱は赤、冷静の青、元気の黄色、癒しの緑……

幼い頃に見た戦隊ヒーローに影響されているんでしょうかね。

 

それは置いておいて、うさぎにとって「温(暖)かさ」のイメージは白です。

夏の森は木にも草むらにも葉が生い茂り、昼間でも薄暗いです。上を見上げると空は梢に阻まれて奥に広がっているのが青空なのか雲なのかわからないほどです。

 

 

さらに進んでいくと木と木の間から陽の光が漏れ、葉や石を照らしているところに出くわすことがあります。薄暗い中、陽に照らされた葉や石が白く輝いているのを見ると何というか、道しるべを見つけたような、大丈夫だという安心感が湧きます。

 

支えてくれるような、背中を押してくれるような温かさを持つ白。

山に登るようになってからそのことに気がつきました。

 

普段と違う体験をすることで新しい気づきに出会うかもしれない。これからも何と出会い、どんな気づきが得られるのか、楽しみです。