本読むうさぎ

生きるために、考える

自分の普通は他人の異常

先日、テレビで女性芸能人たちのやりすぎな健康法が紹介されていました。

サプリを30個飲んだり唐辛子を一日一瓶食べたりなど、見ている側からすれば明らかにやりすぎなのだが、当人は大真面目も大真面目。

自分から見たら普通のことなのに周りから見たら「え、それヤバくない?」ということってよくありますよね。逆もしかり。

 

うさぎは昔から甘いものが好きで、冬は毎日のようにココアを飲んでました。

お湯で溶かすタイプのココアで、お湯と牛乳で割って飲むのが好きでした。

ああいうタイプって多く入れすぎるとダマを作ってしまうし、かといって少なすぎると味が薄くなるし、慣れるまでがちょっとたいへんなんです。

パッケージにはだいたいスプーン一杯分入れるように書いてあるんですけど、甘いもの大好きうさぎ少年は4杯くらい入れるんです。スプーンにこんもり山を作ったココアを。当然溶けきれないダマが表面に浮きます。そのダマを飲むんです。

あまあまのあま。口いっぱいに広がるカカオの風味。胸焼けしそうな甘さ。でもそれがいい。

ダマを飲み干すとコップの底に溶けきれないココアが黒くこびりつきます。それをスプーンで削ってパクッ。いや、ココアをそのまま食べてるじゃん。

そんな飲み方をするから一週間で一袋飲んでしまうこともありました。

 

兄に一度見られたことがあるのですが、何も言わずただ引かれました。いじれないくらい気持ち悪かったみたいで、それ以降は家族に見られないようにこそこそ飲んでました。

 

エピソードを聞いていた医師が「何事もやりすぎはよくない」と引き顔で言っていました。胸に刻みます。

でも甘いものは正義なんだ。やめられない止まらないんだ。