2024-04-06 眠るまでの エッセイ 目を閉じ、眠りに落ちるまでの束の間。 「思考」と呼ばれる前の茫としたナニか。 が、頭を駆け巡る。 水を得た魚のように、陽に誘われた虫のように、ゆらゆらふらふら ときに激しく、ときに静かに。 死んだように動かないかと思えば、今命を吹き込まれたように飛び跳ねる。 そんなナニかたちの遊び場。 音なき音に、姿なき姿に導かれて 意識はゆたかに溶けていく。 ランキング参加中Think<書くことは考えること> ランキング参加中短文エッセイ