母の日の川柳コンテストの応募用紙をもらった。
五・七・五で感謝の気持ちやエピソードを応募すると、優秀賞としてギフトカードがプレゼントされる形式だ。
応募用紙を穴のあくほど見つめて、思い浮かんだ案を載せてみる。
冷食に 弁当の味 探してる
頬を打つ 小さく細い 母の指
母親は 泣かないものと 思っていた
川柳をつくりながら、母親の泣き顔をほとんど見たことがないことに気づいた。隠れて泣いていたかはわからないが、笑った顔か怒った顔ばかりが思い浮かぶ。だから母親が泣いているのをみたときは、驚きというか、恐怖に近いものを感じた。
車で十数分しか離れていないのに母親が遠くにいってしまったように感じる。
今年は誕生日プレゼントを贈っていないから、何か別の形で気持ちを伝えられたらと思う。