本読むうさぎ

生きるために、考える

拝むは誰のため

初詣で拝むときって何考えています?

小さい頃から家族とお参りしたときも何をお願いすればいいかわからないから、とりあえず「みんながげんきでいますように」と唱えています。

 

神様ってお願いする相手じゃないよな〜、と思っていて。

手を合わせ目を閉じるあの瞬間は神様というより、自分と向き合う時間だと考えていて。

 

スポンジを絞るみたいに、仕事のこととか、日常の雑事とかを身体から絞り出す。

そのうち風の温度や周りの音に意識が向いていく。

色んなことを考える「私」が薄らいでいく。

 

詣でるとか祈るという行為は、自分を空っぽにして、新しい空気で満たすこと。

 

毎日は拝むことができないから、一年の初めくらいは自分と向き合う時間をつくる。そういう考えがあってもいいかなと思います。