本読むうさぎ

生きるために、考える

俳諧の道のなほ遠く

ちょっとわかりづらいけど、杉の皮に雪が隠れていた。

ちょこんと隠れていて可愛かったから撮った。

山を登りながら歩きながら言葉遊びをする。

思い浮かんだ言葉を俳句や短歌の形にする。

たいていは詩の形にまとまらないし、まとまったとしても拙い出来栄え。

山を下りる頃にはどんな詩をつくったかも忘れてしまっている。

珍しく覚えていたものがあるのでここで成仏する。

 

杉皮に

陽光忍ぶ

隠れ雪

 

「隠れ雪」は勝手につくった言葉だが、似た言葉があるかと思い後で調べてみた。
雪隠(せっちん)という言葉があるようで、便所のことだった。

外で隠れてトイレを済ませるけしからん俳句になってしまった。

俳諧の道のなほ遠く 幸住むと人のいふ