楔を打つというか、考えた足跡を残すために書いている。
考えをさらに発展させたり、迷ったときに立ち戻ったりするための足がかり。
だから昨日言っていたこととつじつまが合わなかったり、オチもなくまとまりがなかったりすることもある。
書くとは、現在地を記すということ。土を削り飛沫をあげて流れる大河に棹を差すということ。どこまでも広く、複雑に絡み合い、激しく変化する世界に居場所を作るということ。
書くことは、生きることと言ってもいいかもしれない。
今日も書く。書きたいことと、書き表せないことに挟まれて。理想と現実の板挟みに苦しむように。
ここに書いたことが、いつか、なにかにつながると希望を抱いて。