本読むうさぎ

生きるために、考える

八方美人と傍若無人

何の気なしに放ったティッシュがごみ箱に吸い込まれた。

心で小さい歓声をあげる。今度はよく狙って投げる。入らない。また投げる。入らない。

人間、狙いすましたらうまくいかないものだ。

 

ブログもそうだ。「良い記事が書けた!」と思うときほどあまり読んでもらえない。

ちくしょうと思いながら記事を読み直してみると、いかにも「読んでください感」が滲み出ている。我ながらひどい文章だ。

ブログだから人目を想定して書くのは当たり前だが、他者を意識しすぎて八方美人な文章になってはおもしろくない。かといって何でもかんでも好き放題に書いた文章では品性がない。

 

要は、八方美人と傍若無人のバランスを取ることが大事なのだ。

サーカスの綱渡りのように、どちらにも片寄ることなく目の前の道をまっすぐに進む。そんな大胆さと繊細さを兼ね備えたら、もっとおもしろい文章が書ける気がする。

 

今日は八方美人の気が強い。たくさんの人に読んでもらいたいしたくさんスターをつけてもらいたい。

まだまだ精進が足りない。

 

寒い朝にはコーヒーが欲しくなる。たまに飲むネスカフェがおいしい。

a.r10.to