2023-12-23 ワインバー 忘年会の帰り、まっすぐ家に帰るのも寂しかったのでぶらぶらすることにした。 どうせならまったく知らないところに行ってみようと思い、目についたワインバーの重々しい扉を開いた。 生まれて初めてのワインバー。カウンターの隅でちびちびと飲むスパークリングはよくわからなかった。向こうの席では常連さんが盛り上がっている。つまみのチーズは濃かった。 店を出ると火照った頬を夜風が冷やした。 空には月が冴えていた。 ランキング参加中短文エッセイ ランキング参加中雑談・日記を書きたい人のグループ