本読むうさぎ

生きるために、考える

イーサン・ハントも顔負けの通院

梅雨入りを祝うかのように朝から激しく降っていました。

一歩も家から出たくなかったですが、心療内科に通う日だったのでしぶしぶ支度にとりかかります。

病院の先生が苦手で、できるだけ避けていたので気分は二重に重い。行けばどうってことないのはわかっているんですけどね。

 

うさぎが通っていた高校ではありがたいことに合格通知とともに課題も入れられており、入学式が終わってから提出するようになっていました。

課題をするのは嫌だ。できるだけ視界の端に追いやって見て見ぬふりを決めこんでいましたがそれで何が解決するわけでもなく、明日が提出日という状況になっても半分以上残っていました。

親にバレてしこたま怒られ、すべて終わるまで寝るなと言いつけられ、不貞腐れながら課題に取り組み、朝方にようやくやり遂げる。バスに揺られながら不眠に血走った眼で眺めた空の白さは今でも記憶に残っています。

 

嫌なものを避けようとするのは何歳になっても変わらないものです。

 

30分以内に面談から薬の購入まで済ませました。イーサン・ハントも顔負けの華麗な身のこなし。自分へのご褒美にセブンでコーヒーとドーナツを購入。仕事後の一服はうまい。

 

また次回通うときには嫌になるんだろうなあ。