本読むうさぎ

生きるために、考える

人様の本棚を覗く

屋根裏部屋に本を詰め込んだようなカフェに行った。

小説や実用書、詩集、雑誌、ごちゃごちゃと寄せ集まった本棚に囲まれるのはなんとも居心地がいい。

表紙をざっと眺める。知らない作家。名前だけは知っている書名。読みたいと思っていたけどまだ手が出せていない本。たまに読んだことのある背表紙を見つけると旅先で知人に会ったような安心感がある。

自宅の本棚とも、図書館の本棚とも違う、誰かの「息遣い」が聞こえる本棚。

普段と違う雰囲気を味わうのも楽しいものだ。