本読むうさぎ

生きるために、考える

身体、服ときて次は小物

十代の頃の読書はまさに血肉を作っている感覚だった。

スポンジのように吸収する、は使い古された言い回しだが、読んだことがどんどん自分の中に蓄えられる感覚はそうとしか言いようがない。

二十代になっての読書は、服を着るような感覚。

必要なときに必要な知識を使えるようにというか、考え方の選択肢を増やすために読む感じだ。

三十代以降の読書はどんな感覚なんだろう。身体、服ときて次は帽子などの小物を選ぶような感じだろうか。

 

読書への向き合い方が変わっている。これも成長と呼んでいいのだろうか。