本読むうさぎ

生きるために、考える

違う道を通ると

運動不足にならないよう、近くのスーパーへ歩いて行っている。片道15分、ほどよい運動だ。

 

今日もとことこ歩いていると前方に小学生の集団が現れた。わざわざ追い抜くまでもないから後ろについていく形で歩いた。心なしか小学生が後ろを気にしている気がする。歩く速さも上がった。不審者扱いされたかもしれない。後ろを歩いていただけで怪しまれるなんて、最近の小学生は危機管理がしっかりしてるな。

 

歩いているとふらっと違う道を通ることがある。道にはそれぞれ特有の雰囲気がある。ゆっくり歩きたい道もあれば、さっさと通り過ぎたい道もある。小学生の集団からの冷たい視線を背中に残して歩いていると草やぶを見つけた。

 

暗いときに通ると怖いだろうな

この道を行くとどこに通じるのだろうか。知らないうちに変な世界につながっているかもしれない。千と千尋の神隠しみたいな世界とか。なんて妄想をするのが楽しい。

 

近所の道を歩いているだけでもこんなに楽しいのだ。見知らぬ町や道だとなおさらだろう。一人旅でもしてまったく知り合いもいない町をぶらぶら歩いてみたい。