本読むうさぎ

生きるために、考える

ちいさい秋みつけた?

週の半分を終えましたね。今日もおつかれさまでした。

秋になり、1日のスピードが速くなったように感じます。

 

蝉の声が遠くなった。

松虫の声が響くようになった。

空が透き通った。

日が暮れるのが早くなった。

 

いたるところに秋の訪れを感じます。

 

 

秋の曲と聞いて、何を思い浮かべますか?

うさぎは決まって『ちいさい秋みつけた』を思い浮かべます。口ずさみながら帰った小学生の頃を思い出します。

『ちいさい秋みつけた』の歌い出しは次のようになっています。

 

  誰かさんが 誰かさんが 誰かさんが みつけた

  ちいさい秋 ちいさい秋 ちいさい秋 みつけた

 

「ちいさい秋」とは何でしょう。

目に見えるもの、手に取れるものなのでしょうか。

毎日の生活の中で移ろっていくもの。

昨日までなかったもの。

昨日まであったのに、今日にはなくなったもの。

 

あっという間に過ぎてしまう毎日だからこそ、今日、自分は何を見て、感じ、考え、表現したかを言葉で残すのが大事なのではないでしょうか。

「ちいさい秋」とはこれだったのだと、言葉にすることで、自分と世界をつなげる。

 

今日、彼岸花が枯れているのを見ました。お盆を象徴する真っ赤な花が静かにしおれ、音もなく世を去る。世を去る寸前の、最後の姿を見ました。

 

 

今日も「ちいさい秋」が町に溢れています。

あなたはどんな「ちいさい秋」を見つけましたか。